当資料は、3M社(本社:米国ミネソタ州、NYSE:MMM)が2021年7月27日(現地時間)に発表した報道資料を和訳したものです。
- カーボンニュートラルや水使用量の削減、水質改善などの3Mの環境目標をさらに推進
- 気候変動対策技術関連企業への投資機会を拡大
- サイエンスを通じて社会と暮らしをより豊かにするため、新たな外部パートナーと連携
3Mは、現在進めている環境スチュワードシップの取り組みをさらに拡大することを目指して、TPGライズ クライメートへ出資します。TPGライズ クライメートは、数十億ドル規模の気候変動対策投資ファンドで、ミッションに基づいた大規模な投資を進めています。
TPGライズ クライメートは、主としてクリーンエネルギー、環境に貢献するソリューション、輸送の脱炭素化、産業のグリーン化、農業と自然ソリューションへの投資を行っています。3Mをはじめとする20社を超えるグローバル企業が参加したファーストクローズが7月27日朝発表されました。
3M のシニア・バイス・プレジデント兼サステナビリティ最高責任者であるゲイル・シューラーは次のように述べています。「3Mは気候変動の抑制に努めており、水使用量の削減、水質改善、カーボンニュートラルの達成という環境目標をはじめ、サステナビリティを推進するための新しい技術への投資を行っています。3Mは外部のパートナーとの連携を進めることで、人材、アイデア、サイエンスを集結させた気候変動対策を構想し、世界最大の課題の解決を目指します。」
TPGライズ クライメートには、資本、イノベーションそしてアカウンタビリティで結ばれた、他に類を見ない世界的な機関投資家や企業投資家のグループが参加しています。TPGライズ クライメート連合(TPG Rise Climate Coalition)は、TPGの投資プロセスを活用して、技術を引き出し、ソリューションを拡大し、幅広い影響を与えるという共通のコミットメントを追求しています。
環境目標の推進
3Mは今年初め、気候変動の抑制、大気汚染の改善、水質改善、廃棄物削減の新しい環境目標を発表しました。
- 3Mは、2050年までにカーボンニュートラルを実現し、工場での水の使用量を25%削減し、製造工程で使用した後に自然に戻される水質の改善を目指して、今後20年間で約10億ドルを投資します。
- 2025年までに、化石資源由来の新品プラスチックの使用を1億2,500万ポンド(約5,670万キログラム)削減することを目指します。
3Mはすでに、世界中の製造拠点でこれらの環境目標の達成を加速する技術の導入を始めており、引き続き、顧客、各国政府、グローバルパートナーなどと協力して、水の使用や水質、廃棄物等の気候変動に関連する課題に取り組み、サイエンスをベースとするアプローチで新しい製品やソリューションを生み出していきます。
サステナビリティへの取り組みの強化
3Mは長期にわたってサステナビリティへの取り組みを推進しています。これは当社の核となる企業理念です。3Mは業界において常にサステナビリティリーダーとしての役割を果たしています。当時画期的だった1975年の3Pプログラムの開始はこの顕著な例で、現在も成長を続けています。最近の取り組みとしては、再生可能エネルギーへの完全移行の推進や、温室効果ガスの排出量の削減、循環型ソリューションの推進、スキルを活かしたボランティア活動の推進などがあります。 3Mはサイエンスを通じてグローバルにおける課題を解決し、社会と暮らしをより豊かにすることを目指しています。これらの取り組みについての詳細は、以下をご覧ください。
2021 Sustainability Report(英語)
3Mジャパングループサステナビリティレポート(2020年版、日本語)
【TPGライズ クライメートについて】
TPGライズ クライメートは、TPGのグローバルインパクト投資部門であるTPGライズの気候変動対策に特化した投資戦略です。TPG ライズ クライメートの気候変動対策への出資は、TPGの多様な専門的投資スキルや、TPGに参加している気候変動対策を考える企業間の戦略的協力関係、そして、世界の経営者やアドバイザーのネットワークを活用することを目指しています。このファンドは、グロースエクイティから付加価値インフラのような広範なセクター別投資を行っており、クリーンエネルギー、環境に貢献するソリューション、脱炭素輸送、グリーン化産業、農業と自然ソリューションの5つの気候変動対策分野にフォーカスしています。TPGの共同創立者兼会長であるジム・コールターがTPGライズ クライメートの執行パートナーを務め、元米国財務長官ハンク・ポールソンがTPGライズ クライメートの執行会長に就任しています。詳細は、www.therisefund.com/tpgriseclimateをご覧ください。
【3Mについて】
3M(本社:米国ミネソタ州)は、人びとの日々の暮らしをより豊かにするために、世界中のお客様と連携しながら、サイエンス(科学)を活用しています。グローバルにおける課題の解決に向けて、3Mが取り組んでいる創造的なソリューションの詳細は、www.3M.comまたはTwitterの@3M、@3MNewsをご覧ください。また、3Mジャパングループについてはwww.3mcompany.jpをご覧ください。
3Mは3M社の商標です。
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