当資料は、3M社(本社:米国ミネソタ州、NYSE:MMM)が2021年9月22日(現地時間)に発表した報道資料を和訳したものです。
3MはRE100の「マーケット・トレイルブレイザー・アワード」(先駆者賞)を受賞しました。クライメート・ウィークNYCで発表されたこの賞は、市場の変革を牽引し、直面する課題について透明性の高いコミュニケーションを行うとともに、他の企業や電力事業者、政府などと協働して変化を推進することに尽力しているRE100の加盟企業を称えるものです。
RE100は、事業運営で使用するエネルギーを100%再生可能エネルギー調達することを目標に掲げる企業が加盟する国際的なイニシアティブです。
3M社のシニアバイスプレジデント&チーフ・サステナビリティ・オフィサーのゲイル・シューラーは次のようにコメントしています。「このような賞をいただき大変誇らしく思います。当社が世界中の事業活動で使用している再生可能エネルギーの割合は50%に到達する見込みであり、そのことについても非常に喜ばしく感じています。再生可能エネルギーへの移行に尽力いただいている社員と電力事業者のパートナーに深く感謝いたします。これからもサステナビリティの取り組みをさらに拡大していく必要があること、パートナーと共に気候ソリューションを発展させていく必要があることをクライメート・ウィーク期間中は特に強く意識しましたし、それらを実行できるよう取り組んでいきたいと思います。」
3Mは2015年に事業活動で使用する電力の25%を再生可能エネルギー由来にする目標を設定しました。その目標は3年かからず早々に達成したため、2025年までに50%を再生可能エネルギーにするという、より高い目標を設定しました。これは2050年までに同割合を100%にするというゴールまでの折り返し地点となるものですが、2025年を待たず、4年以上早く達成する見込みです。再生可能エネルギーへの投資を増加させたことや、地方公共団体の電力事業者と協働で直接調達を行うソリューションを進めたことにより、進捗を加速化しました。
クライメイト・グループ(Climate Group)のRE100統括責任者サム・キミンス氏は「今年のRE100リーダーシップアワードにおいて、3MがRE100の『マーケット・トレイルブレイザー・アワード』を受賞されたことを喜ばしく思います。同社は、北米の地方部で再生可能エネルギーを調達する課題の解決のための協働プロジェクトでリーダーシップを発揮しました。素晴らしい成果をあげた3Mを祝福いたします。」とコメントを寄せています。
再生可能エネルギーの拡大に向けた3Mの最近の協働的取り組みの事例として、サウスダコタ州ブルッキングスとミネソタ州ハッチンソンの3M施設におけるものが挙げられます。これらの施設では再生可能エネルギーへの移行のため、3Mのエネルギー調達チームが地域の電力事業者と協力し、風力および太陽光発電による電力供給を実現しました。このようなカスタマイズされたプログラムは3Mのためのみならず、地域の企業が再生可能エネルギーへの移行を進める機会となりました。
ハッチンソン電力事業委員会(HUC)のゼネラルマネジャーのジェレミー・カーター氏は次のように述べました。「HUCは、ミネソタ州ハッチンソンの持続可能な未来のために3Mと連携して100%再生可能なクリーンエネルギーを同社に供給することの価値と多大な影響を認識しています。このパートナーシップで注目すべきは、3Mが地域コミュニティの変化を進めるリーダーであると同時に、気候変動解決に向けて本当の意味でのインパクトを起こすために尽力しているということです。HUCは3Mとのパートナーシップで素晴らしい経験を得たと同時に、公共事業と民間事業の協働が可能であることを証明しました。」
3Mは再生可能エネルギーへの本格的な移行ができていない拠点においても、代替エネルギーの確保に努めています。例えば、カリフォルニア、シンガポール、メキシコの製造施設の電力供給に役立てるため、複数のオンサイト型のソーラーパネルに投資しました。各工場の必要電力のうちこれらのソーラーパネルからの供給分の割合は、カリフォルニアが約20%、シンガポールが約8.5%、メキシコが約20%を占めています。
- 3Mのサステナビリティ目標と進捗の詳細については、こちら(3M.com/Sustainability)をご覧ください。
- 3Mジャパングループのサステナビリティの取り組みについてはこちら(http://go.3M.com/3MJP_sustainability)をご覧ください。
【 3Mについて】
3M(本社:米国ミネソタ州)は、人びとの日々の暮らしをより豊かにするために、世界中のお客様と連携しながら、サイエンス(科学)を活用しています。グローバルにおける課題の解決に向けて、3Mが取り組んでいる創造的なソリューションの詳細は、www.3M.comまたはTwitterの@3M、@3MNewsをご覧ください。また、3Mジャパングループについてはwww.3mcompany.jpをご覧ください。
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