スリーエム ジャパンが大阪・関西万博に会場整備参加サプライヤーとして、3M™ ダイノック™ フィルムを休憩所2に提供
~鉄道のラッピングでもタッチポイント作りに貢献~

スリーエム ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:伊藤 誠)は、2025年4月13日(日)~10月13日(月)に大阪・夢洲で開催される「2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)(主催:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会)」の会場整備参加サプライヤーとなります。
休憩所2に3M™ ダイノック™ フィルム EXシリーズ(屋外耐候性フィルム)ME-005EXを提供いたします。

◆提供製品について
優れた屋外耐候性と高い意匠性を備えた装飾仕上げ材「3M™ ダイノック™ フィルム EXシリーズ(屋外耐候性フィルム)」は、約10年の屋外耐候性と耐汚染性能を兼ね備えたフィルムで、ビルの外装、ルーバー、看板など屋外の幅広い用途で活躍します。
今回提供したME-005EXはシルバーメタリックカラーで、金属の質感を演出します。

設計を手掛ける株式会社工藤浩平建築設計事務所 工藤 浩平氏のコメント
「休憩所2では、日除けの役割を担う自然石を吊るした『石のパーゴラ』、休憩所やトイレなど機能を持つ建物、さらに敷地全体の外構によって来場者の方々に休憩スペースを提供します。3M™ ダイノック™ フィルム ME-005EXは金属のように鈍く反射する質感で、外構の豊かな植栽や人で賑わう様子を反射し、室内外の一体感を実現する素材として採用しました」

スリーエム ジャパン株式会社 代表取締役社長 伊藤 誠のコメント
「3Mは1970年の大阪万博(EXPO70)のシンボルである太陽の塔の顔に金色のグラフィックフィルムが使われるなど万博にご縁があり、この度日本で開催されるEXPO2025でも来場者の方々の憩いの場に3Mの製品が採用されたことは大変誇らしく思います。3M™ ダイノック™ フィルムは、日本のみならず世界中で60年以上に渡り、建築家・デザイナーの皆さまにご愛顧いただいている製品です。豊富なデザインバリエーションがあり、美しさに加えて機能性と耐久性を兼ね備えたダイノック™ フィルムは、建築のデザインをもっと自由にし、人々の生活を豊かに彩ることができると確信しております。当社は大阪・関西万博に会場整備参加サプライヤーとして、大阪・関西万博の成功に貢献してまいります」

【3M™ ダイノック™ フィルムとは】
主に内装で使用される上質な素材感と高い意匠性を持つ粘着剤付き化粧フィルムで、1,000種類以上のデザインがあります。薄く柔軟な形状と素材の特性によって、壁面仕上げをはじめ、家具やドア、エレベーターなどの多くの内装アプリケーションに使用することができ、ビジネスの中断を最小限に抑えながら、短期間で空間を一新することができます。
2024年6月に錆や黒皮鉄、希少な大理石やビンテージウッド、フレスコやモルタル仕上げなどの最新のトレンドを取り入れた新デザイン141 点を追加し、リサイクルPET樹脂と貝殻を材料の一部に再利用した美しいアースカラーが魅力のEcoシリーズRCや、古紙パルプ配合率40%の再生紙を使用した剥離紙の導入し、美しさを犠牲にすることなく、より持続可能なソリューションを開発することに挑戦しています。

 

◆その他の関わり

  • EXPO TRAIN 2025 大阪モノレール号のラッピングフィルムに採用
    車輌のラッピングができる3M™ グラフィックフィルムシリーズが、大阪モノレール株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:佐藤 広章)が運行する、大阪・関西万博のオリジナルデザインをまとったラッピング列車「EXPO TRAIN 2025 大阪モノレール号」の外装に採用されています。2022年11月から大阪・関西万博が閉幕する2025年10月13日まで約3年間運行される予定です。
    3Mのラッピングフィルムは、日本では1998年にバスのラッピング広告が誕生で採用された歴史を持ち、バスやトラック、電車、新幹線に至るまで、さまざまな交通車輌向けのフィルムを開発しています。この度、大阪・近畿エリアのバスや鉄道にEXPO2025のデザインを施し、開催に向けた機運醸成にも貢献しています。

【3M™ グラフィックフィルムシリーズとは】
お客様のグラフィックス・コミュニケーションの効果を最大限引き出すことが可能となる、優れた印刷性や耐候性を持つフィルムです。車輌用ラッピングフィルム、壁面・フロア・路面用グラフィックフィルム、ユニークな表面仕上げ、人目を引く内照用フィルム、ウィンドウフィルム、非塩化ビニル製フィルムなど、さまざまなシーンで効果的なグラフィックス・コミュニケーションを可能にします。2023年11月に47%*1がトウモロコシ由来などのバイオベース素材から作られている3M™ エンビジョン™ プリントフィルムを発売し、弊社従来品3M™ プリントラップフィルム IJ180mC-10と比較して溶剤使用量を92.3%削減するなど、環境負荷を軽減する製品のラインアップも拡充しています。
*1フィルム/粘着剤/剥離紙の最終製品で47%がバイオベース素材

 

  • 1970年の大阪万博のシンボル「太陽の塔」に採用された3M製品
    スリーエム ジャパンと万博の関わりは1970年に開催された大阪万博(EXPO70)に遡ります。EXPO70のシンボルとして制作された「太陽の塔」の「黄金の顔」には金色に輝く塩ビのマーキングフィルムが使われましたが、それが3M製品でした。さらに1994年に改修工事が行われた際、「黄金の顔」には再び3Mの塩ビフィルムが施工され、日本で開発・製造された3M™ スコッチカル™ フィルム FM203が採用されています。

 

【3Mについて】
3M(本社:米国ミネソタ州)は、サイエンス(科学)が明るい未来を創造すると信じています。人びと、アイデア、サイエンスの力を解き放つことによりさらなる可能性を模索し、世界中の社員がお客様、地域社会、そして地球の課題を解決するために取り組んでいます。人びとの暮らしを豊かにし、「これから」を創り出すための3Mの活動は3M.com/newsをご覧ください。3Mジャパングループについてはnews.3mcompany.jp/news-centerをご覧ください。

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