2021 年 6 月に完全制度化となる“HACCP に沿った衛生管理“に向け人手不足に悩む、食品衛生検査の業務を自動化で課題解決 「3M™ ペトリフィルム™ プレートリーダー アドバンスト」新発売 ~検査の迅速性、正確性を高め、リモートによる分析も可能に~

スリーエム ジャパン株式会社(本社:東京都品川区    代表取締役社⾧:昆    政彦)は、3 月 22 日から、食品の微生物検査の測定を自動で行う検査機器「3M™ ペトリフィルム™ プレートリーダー アドバンスト」を発売します。

 

今まで食品衛生検査は、細菌等の微生物をシャーレと寒天培地で目視できる大きさに培養し、経験豊富な検査員が寒天上で培養したコロニーの数を測定するといった方法が⾧く採用されてきました。しかし、年々食品衛生検査の件数が増加するものの、検査員の人材確保が難しくなり、常に現場では人手不足といった課題を抱えています。また、2021 年 6 月に完全制度化する“HACCP に沿った食品衛生管理”も加わり、検査の効率化は必須となっています。そこで、誰でも簡単に実施できる、迅速で正確な検査方法への注目が高まっています。

「3M™ ペトリフィルム™ プレートリーダー アドバンスト」は、3M™ ペトリフィルム™ 培地のプレート 10 種類に対応し、1 枚のプレートを 6 秒以内で、正確に細菌や微生物の数を自動で測定するため、経験豊かな検査員でなくとも迅速で正確に測定ができます。測定後のデータは、基準値に対する合否判定、毎日・週・月・年単位で定期的な報告書、蓄積したデータを用いた傾向分析等、さまざまな活用ができ、ネットワーク上のパソコンからアクセスしてデータを確認することも可能です。

新製品の導入で、食品衛生検査の現場課題の解決と、国内での食品衛生管理製品の売り上げの2桁成

⾧を目指します。

<製品の特⾧>

  • 生産性
    プレート1枚あたり6秒以内に測定
  • 正確性
    プレートを差し込むだけでコロニーを自動計測人為的なミスを防止
  • データ活用
    測定結果は付属のソフトウェア内で管理グラフ化、報告書作成を行えます
    別のパソコンからもアクセスでき、リモートでの分析が可能
  • コンパクトなサイズ
    検査室の小さな作業台にも設置が可能

<担当者の声>

金 珉志 / Minji Kim

スリーエム ジャパン株式会社 フードセーフティ製品事業部 

ここ数年、食品衛生検査の測定器への需要が高まり、既存品の売り上げが伸びていました。その背景には、検査数が増加する一方で、検査に従事する人材の深刻な人手不足がありました。そこで、更にお客様のニーズにお応えするため、測定可能なプレートを6種類から 10 種類に増やし、専用ソフトで分析できることも増やしました。

また、昨今の社会状況から検査員の出社が困難な状況の中、別のパソコンからデータベースにアクセスすることもできるため、リモートでの分析を可能にしました。

【製品紹介ページ】
http://go.3M.com/PPRAdvanced

【3M™ ペトリフィルム™ 培地について】
日本で 1985 年に発売されて以来、画期的な検査製品として食品加工業界に変革をもたらしています。米国では食品
加工会社の上位 100 社のうち 90 社が採用し、衛生指標菌検査を行っています。国内でも、食品メーカーをはじめ多くの企業に採用されています。

3M、ペトリフィルムは、3M社の商標です。
プレスリリースに掲載している内容は発表時点の情報です。
最新の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

【3Mについて】
3M(本社:米国ミネソタ州)は、人びとの日々の暮らしをより豊かにするために、世界中のお客様と連携しながら、サイエンス(科学)を活用しています。グローバルな課題の解決に向けて、3Mが取り組んでいる創造的なソリューションの詳細は、www.3M.com または Twitter の@3M、@3MNews をご覧ください。また、3Mジャパングループについては www.3mcompany.jp をご覧ください。

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