スリーエム ジャパン株式会社（本社：東京都品川区 代表取締役社長：昆 政彦）は、認定 NPO 法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン（法人本部：東京都世田谷区 代表：中島 早苗）とともに、中高生・大学生を対象に「WE Talk ”SOCIAL” ― グローバル企業から学ぶ社会貢献のリアル」と題したオンラインワークショップを 4 月 2 日（金）に開催しました。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、国内外で起きている貧困や差別から子どもを FREE（解放）にするための自立支援プログラムや、個人・学校・企業とともに社会課題に関する学生向け啓発プログラムを実施している NPO 法人です。同法人はその活動の一環として、児童労働、気候変動、海外支援などの国際・社会問題をテーマとした無料オンラインワークショップ「WE Talk ”SOCIAL”」を開催しています。

12 回目となる今回のワークショップは、初めての企業コラボ企画です。イベントの第一部では、スリーエム  ジャパンの社員が講師として、学生にもわかりやすい視点でグローバル企業の社会貢献活動、ビジネスと社会貢献の両立、そして社員のキャリアについて説明しました。第二部では、中高生・大学生を中心とする計  39  名の参加者とグローバル企業の社会貢献についてディスカッションを行いました。

ワークショップでは、「会社の利益と社会貢献どちらを優先すべきか？」や「企業の社会貢献のあり方」などについて活発な議論が交わされ、参加者からは「自社、社会、お客様の利益について、バランスの取り方についての議論が興味深かった。」「学年や年齢を問わず、社会貢献活動に興味がある皆様と交流できた。」などのコメントをいただきました。

今回のワークショップについて、フリー・ザ・チルドレン・ジャパン代表の中島  早苗氏は、次のように述べています。「子ども自身が社会の一員として声をあげるためのノウハウやスキルを学べるワークショップを実施する中で、最近特に、企業の取り組みについて関心を持っている子どもたちが多いことを感じていました。その部分について当団体だけでは情報提供できずに悩んでいたところ、多様な価値観を大切にしながら社会問題に企業として取り組まれている事例をスリーエム  ジャパン社から伺えて大変貴重な機会となりました。」

スリーエム   ジャパン株式会社の代表取締役社長の昆政彦は、次のように述べています。「３Ｍはイノベーションの未来には、次世代の教育が重要であると考えています。これまでも３Ｍ子ども科学実験館の実施、教育コンテンツの配信、社外のパートナーと連携した教育支援プログラムなど、

子どもの学習機会を積極的に支援してきました。今回、世界の社会課題に関心を持つ学生たちとの対話を通じて、一人ひとりの成長や挑戦、そして好奇心が、企業がグローバルコミュニティの一員として持続可能な社会を実現するために必要な力であること再認識しました。グローバル企業である当社は、世界のさまざまな課題を解決し、人びとのよりよい暮らしを実現するため、今後もサイエンスの力で貢献していくとともに、次世代の啓発と教育支援に努めてまいります。」

３Ｍジャパングループは子ども向けのプログラムを数多く実施してきました。次世代を担う子どもたちに科学への関心を深めてもらうため、国内主要拠点で「３Ｍ 夏休み子ども科学実験館」を開催するほか、家庭で子どもに科学の魅力を探求してもらうため「サイエンス アット ホーム（Science at Home）」の日本語版オリジナル動画コンテンツを製作し、無料公開しています。

３Ｍは、次世代の教育は将来の持続可能な社会にとって欠かせないものだと考えており、今後もより豊かな社会づくりに貢献するために子ども、学生向けの啓発、教育活動を継続的に行ってまいります。

今回のワークショップの動画を以下よりご覧いただけます。（4 月 20 日公開予定） https://youtube.com/playlist?list=PLCPvwVZQ-4mN34XxyhwM_E2Ar-pX5AYuV

３Ｍは３Ｍ社の商標です。

プレスリリースに掲載している内容は発表時点の情報です。

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【認定 NPO 法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンについて】

1995 年、貧困や搾取から子どもを解放することを目的に、カナダ人のクレイグ・キールバーガー（当時 12 歳）によって設立された、「Free The Children」のパートナー団体として 1999 年に日本で活動を始めました。Free The Children の有するネットワークやリソースを共有・活用しつつ、20 年以上活動を続けていますが、設立当初から運営・財政面ともにカナダとは独立した団体として活動しています。開発途上国での国際協力活動と並行し、日本の子どもや若者が国内外の問題に取り組み、変化を起こす「チェンジメーカー」になれるようエンパワーメント活動に取り組んでいます。その活動内容は中学や高校の公民・英語教科書などの学校教材に掲載されています。現在、日本にいる 1500 人以上の子どもや若者がメンバーとなって活動しています。https://ftcj.org/

【３Ｍについて】

３Ｍ(本社：米国ミネソタ州)は、人びとの日々の暮らしをより豊かにするために、世界中のお客様と連携しながら、サイエンス（科学）を活用しています。グローバルな課題の解決に向けて、３Ｍが取り組んでいる創造的なソリューションの詳細は、www.3M.com または Twitter の@3M、@3MNews をご覧ください。また、３Ｍジャパングループについては www.3mcompany.jp をご覧ください。