スリーエム ジャパン株式会社（本社：東京都品川区　代表取締役社長：宮崎 裕子）はスリーエム ジャパン プロダクツ株式会社（本社：東京都品川区　代表取締役社長：宮崎 裕子）と小学生向けの科学実験講座「3M 夏休み子ども科学実験館」を山形事業所と相模原事業所にてオンライン形式で開催しました。 

この科学実験講座はサイエンスカンパニーである3Mが、「一人でも多くの子供たちに科学の楽しさや不思議さを知ってもらいたい」という思いから1993 年にスタートした3MのSTEM教育支援を代表する活動です。毎年違ったテーマで実験を実施しており、実験内容の考案からイベントの運営まで自主的に集まった社員が行っています。例年は製造拠点やオフィスに近隣の小学生を招いて開催していますが、2020 年からは昨今の状況を鑑み、山形事業所と相模原事業所の２か所で初めてオンライン形式で開催し、家庭でできる科学実験を紹介しています。これまでに本プログラムに参加した子供は6,900名以上、参加した社員は4,000名以上に上っています。

◆山形事業所：2021年8月28日（土）開催

テーマ：色の科学、音の科学

実験講座内容：ペーパークロマトグラフィーで自分だけの花火を作ったり、コアギターの音階づくりを計算から導き出したりしました。

実験スタッフリーダーを務めた、スリーエム ジャパン プロダクツ株式会社 グラフィックス/自動車デザイン製品製造部の近藤 弘章は「新型コロナウイルスの収束が見えず、地域の科学館の閉鎖や科学イベントの中止がある中で、いかに子供たちに科学に触れる機会を安全に提供するかを意識し準備を進めました。どのお子さんも楽しく安全に科学に触れることができたと確信しております。参加した私たち社員にとっても社会貢献活動の意義を考える良い機会となりました。」とコメントしています。

◆相模原事業所：2021年9月18日（土）開催

テーマ：表面張力の科学、石鹸の科学、泡ソープ・ディスペンサーの科学

実験講座内容：表面張力や、泡が出るハンドソープディスペンサーの仕組みについて学び、実際に石鹸を作りました。

運営リーダーを務めたスリーエム ジャパン株式会社 クロージャー＆マスキングシステム事業部　技術グループの国広 喜央司は「昨年に続きリモートでの開催となりましたが、デジタルツールを多用し、双方向性を向上するためにチャット機能を活用するなど工夫を凝らしました。ソーシャルディスタンスを守るなどの感染対策をしながらのウェビナー形式の授業の準備は至難の業で、コロナ禍ならではの困難もありましたが、子供たちが科学に楽しんで触れている様子を見て大きなやりがいを感じました。」とコメントしています。

【3M夏休み子ども科学実験館について】

米国のミネソタ州に本社を置く、サイエンスカンパニーである3M社は、1985年より社員ボランティアやOBが地域の小学校を訪問し、科学実験講座を行う「3M ビジティング ウィザード^※1」を実施しています。全米各地で実施し、これまで延べ約50万人の子どもたちが参加してきました。3Mジャパングループでは、1993年に「3M ビジティング ウィザード」をスタートさせました。また1996年からは本社で「3M 夏休み子ども科学実験館」を開始し、これまで旧本社（世田谷区）の他、現在の本社（品川区）の近隣の御殿山小学校、国内の主要研究開発拠点である、相模原事業所、スリーエム ジャパン プロダクツの山形事業所、岩手事業所で開催してきました。2020 年からは参加者の安全および感染対策のため、山形事業所と相模原事業所の2か所にてリモート形式で開催し、家庭でできる科学実験を紹介しています。

※1　ウィザード（Wizard）とは魔法使いという意味で、本プログラムのキャラクターにもなっています。

【 3Mについて】

3M(本社：米国ミネソタ州)は、人びとの日々の暮らしをより豊かにするために、世界中のお客様と連携しながら、サイエンス（科学）を活用しています。グローバルにおける課題の解決に向けて、3Mが取り組んでいる創造的なソリューションの詳細は、www.3M.comまたはTwitterの@3M、@3MNewsをご覧ください。また、3Mジャパングループについてはwww.3mcompany.jpをご覧ください。

3Mは3M社の商標です。

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