スリーエム ジャパン株式会社（本社：東京都品川区　代表取締役社長：宮崎 裕子）は10月2日（土）に国立研究開発法人 科学技術振興機構（略称：JST、理事長：濵口 道成）と日本科学オリンピック委員会（運営委員長： 北原 和夫）が共同で開催した「国際科学オリンピック イベント」に特別協賛しました。イベントでは、同社代表取締役社長の宮崎 裕子が児童・生徒に応援メッセージを送りました。

本イベントは世界中の中学生・高校生が科学技術に関する発想や知識、問題解決の能力などを競う、国際科学技術コンテスト支援プログラムの「国際科学オリンピック」（以下、科学オリンピック）に対する認知度をより一層向上させ、参加者のさらなる増加を図ることを目的としたJSTの活動の一環です。今年の開催は、渋⾕区が運営する科学館「渋谷区こども科学センター・ハチラボ」と連携し、今後のオリンピアンとなりうる小学校高学年から中学生を対象に実施されました。

イベントはトークショーとワークショップの２部で構成され、第1部の冒頭ではスリーエム ジャパン代表取締役社長の宮崎と国際科学オリンピック親善大使である宇宙飛行士の山崎 直子氏から応援のエールが送られました。宮崎はメッセージの中で、3Mの身近にある科学技術を紹介しながら、サイエンスの力を使ってイノベーションを起こし続けるためには、「ひらめき」と「多様性の受容」が大切であるということを伝えました。

トークショーでは国内外で活躍する国際科学オリンピックのメダリストと今夏の大会でメダルを獲得した新生オリンピアンをゲストに迎え、科学に興味をもったきっかけや国際科学オリンピックでの忘れられない経験、大会の最新情報などが紹介されました。

第2部では、数学、化学、生物学、物理、情報、地学、地理の7教科の専門家の先生を迎えて、科学オリンピックのそれぞれの教科の⾯⽩さを体験してもらうための、高度なワークショップが開催されました。

◆北原 和夫 氏のコメント（日本科学オリンピック委員会 運営委員長）

「産業基盤材料や家庭用品を開発しつつ、イノベーション人材の育成に尽力しておられるスリーエム ジャパンが、伸びようとする子どもたちの能力開発と国内外のネットワーク創出を目指す『科学オリンピック事業』に共鳴し、支援してくださることになりました。心より感謝申し上げます。」

◆宮崎 裕子のコメント（スリーエム ジャパン株式会社 代表取締役社長）

「科学分野における次世代の教育は将来の持続可能な社会にとって欠かせないものであると考えています。今回のイベントを通して、より多くのみなさんに科学の面白さを感じてもらえたら嬉しく思います。今後も3Mはさまざまなかたちで、STEM教育促進のための活動を続けてまいります。」

スリーエム ジャパングループではこれまでに、小中学生向けに以下のような次世代教育関連の活動を行ってきました。

■サイエンス アット ホーム

より多くの子どもたちに届けるために子どもたちが身近にあるサイエンスに触れ、科学の魅力を探究してもらうためのオンライン動画コンテンツ「サイエンス アット ホーム（Science at Home）」の日本語オリジナル版を2020年から制作、公開しています。

■3Mウィザードプログラム

スリーエムジャパン製造拠点やオフィス近隣の小学生を招いて子供たちに科学の楽しさを体験してもらう「3M夏休み子ども科学実験館」を1996年から開始しています。毎年違ったテーマで実験の考案から実施までを社員で構成する実験スタッフが自主的に行っています。これまでに本プログラムに参加した子供は6,900名以上、参加した社員は4,000名以上に上っています。

3Mは、次世代の教育は将来の持続可能な社会にとって欠かせないものであると考えており、今後もより豊かな社会づくりに貢献するために啓発、教育活動や支援活動を継続的に行ってまいります。

【 3Mについて】

3M(本社：米国ミネソタ州)は、人びとの日々の暮らしをより豊かにするために、世界中のお客様と連携しながら、サイエンス（科学）を活用しています。グローバルにおける課題の解決に向けて、3Mが取り組んでいる創造的なソリューションの詳細は、www.3M.comまたはTwitterの@3M、@3MNewsをご覧ください。また、3Mジャパングループについてはwww.3mcompany.jpをご覧ください。

3Mは3M社の商標です。

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