3M、新たな働き方制度「Work Your Way」を導入 「在宅勤務」、「出社」、「ハイブリッド」から社員が選択

スリーエム ジャパン株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役:宮崎 裕子)は 5月 1日(日)より、新たな働き方制度である「Work Your Way」(ワーク・ユア・ウェイ)を導入します。これは、働く場所や働き方を会社が指示するのではなく、社員が自身の上司と話し合い「在宅勤務」「出社」「ハイブリッド(在宅勤務と出社)」から自分に合った形態を選べる制度です。※1 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための特別措置ではなく、恒久的な制度として導入されます。

※1:生産職を除く全社員が対象

◆Work Your Wayとは

Work Your Wayは日本語で「あなたらしい働き方」という意味です。社員の希望を可能なかぎり尊重し、ウェルビーイング(身体的・精神的・社会的にも満たされた状態)を促進しながら、会社の事業と業績目標の達成を実現します。「仕事は出社をして対面でするもの」という既成概念を問い直し、「社員一人ひとりのニーズに合わせて、最も効率的に成果を出せる働き方をすべき」という考えから生まれました。社員は自身の上司と話し合い、働く場所を3つの選択肢から選ぶことができる、会社と社員の信頼に基づいた制度です。

  • 出社     :会社に出社し勤務する(目安の出社率80%以上)。
  • ハイブリッド :出社と在宅勤務を組み合わせる(目安の出社率20%から80%程度)。
  • 在宅勤務   :在宅で勤務する(目安の出社率20%以下)。日本国内であれば遠隔地での居            

それぞれの働き方を選択した社員が協働しやすいよう、会議や打ち合わせはオンラインを優先した「バーチャルファースト」を推進します。

また、最も効率的に働ける場所はどこか定期的に見直すことを推奨しており、ライフスタイルや業務に合わせ、上司との話し合いのもと適宜変更することも可能です。

Work Your Wayは日本だけの制度ではなく、米国本社では2021年9月から開始しています。各国でも新型コロナウイルス感染症の状況などに合わせて順次導入しています。

 

◆新制度導入のきっかけと狙い

新型コロナウイルス感染症の影響で多くの3M社員が在宅勤務になったことからの学びや、社員への聞き取り調査の結果、3Mの持続的な成長のためには一層柔軟な働き方が不可欠であることが分かりました。

柔軟な働き方を提供することで、競争が激化している環境下でも新たな人財を惹きつけるとともに社員の定着率を高めることができ、ひいてはお客様へのサービス向上と企業の成長に繋がると考えています。

 

◆これまでの取り組み

3Mジャパングループでは、社会の変化に先駆けて、働き方に対する様々な取り組みを進めてきました。1990年代からフレックスタイム制のパイロット運用を開始し、2003年にはコアタイムなしのフレックスタイム制を正式に導入しました※2。2017年1月には育児、介護または自身の健康上の事由がある社員向けにリモートワーク制度を導入、2018年10月には制度の適用対象を拡大し、新型コロナウイルス感染症の拡大前から販売職と生産職を除く社員を対象に原則週2日まで在宅勤務を認め、社員の多様な価値観とニーズに応じた柔軟な働き方を支援する環境づくりを推進してきました。

※2 販売職、製造部門の生産職、交代勤務者、時間の自己裁量が難しい部門を除く全社員が対象

 

【 3Mについて】

3M(本社:米国ミネソタ州)は、人びとの日々の暮らしをより豊かにするために、世界中のお客様と連携しながら、サイエンス(科学)を活用しています。グローバルにおける課題の解決に向けて、3Mが取り組んでいる創造的なソリューションの詳細は、www.3M.comまたはTwitterの@3M、@3MNewsをご覧ください。また、3Mジャパングループについてはwww.3mcompany.jpをご覧ください。

 

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