3Mの女性技術者が女子中高生の理工系分野選択を後押し 「夏のリコチャレ2022」オンラインイベントを開催

スリーエム ジャパン株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:宮崎 裕子)は8月5日(金)に女子中学生・高校生に向け「夏のリコチャレ2022」オンラインイベントを開催しました。当社の女性技術者が理系の道に進んだきっかけ、専攻を選んだ理由や現在の仕事内容などをパネルディスカッション形式で紹介しました。

リコチャレ」は「理工チャレンジ」の略で、女子中高生・女子学生に理工系分野に関心を持ってもらい、将来の選択肢の拡大を支援する目的で、内閣府男女共同参画局が中心に実施している取り組みです。3Мは、イノベーションの源となるアイデアを生み出すためには、多様性が必要不可欠であると考えており、2018年から「リコチャレ」に参画しています。イベントを通じて理工系分野の実務経験や醍醐味を発信することで、サイエンスに携わる仕事に対する理解を深めます。また、女子学生の理系分野におけるリテラシー向上を支援し、今後のキャリア選択を後押ししています。

イベントでは代表取締役社長の宮崎がイノベーションにおける多様性の重要さを語りました。また、通常は顧客のみに公開しているカスタマーテクニカルセンター1のバーチャルツアーを通じて3Mの技術を紹介した後、当社の女性技術者3名がパネルディスカッション形式で仕事の内容や学生時代の専攻を選んだ理由などを語りました。

オンライン開催のため、全国から計20名の女子学生がイベントに参加し、「理系の進路は研究職というイメージがあったが、幅広い進路の選択肢があるということを知れた」、「理系に進みたいという気持ちが大きくなった」といった感想が寄せられました。

◆ 宮崎 裕子のコメント(スリーエム ジャパン株式会社 代表取締役社長)
「3Mが行った科学に対する意識調査によると、『STEM分野の労働力にジェンダー格差がある』と回答した日本人の割合は4割程度にとどまりました。しかし、将来のSTEM分野を担う人材になりうる、大学の理工系分野へ進学した学生のうち、女性が占める割合はOECD加盟国の中で日本が最下位と、人びとの意識と実状に乖離があることが示唆されます。3Mはこの状況を改善し、イノベーションに不可欠なSTEM分野の多様性を促進するため、リコチャレの活動を続けています。研究開発分野で活躍している3Mの女性技術者たちと接することで、女子中高生の今後のキャリア選択の後押しができれば嬉しく思います。」
※出典:OECD Education at a Glance 2021

◆ 「リコチャレ」チェアを務めた天井 朋美のコメント(スリーエム ジャパン株式会社 分析ラボ マネジャー)
「身の回りはサイエンスにあふれていること、ひと口に理系といっても様々な仕事があること、そして私のように得意だからではなく、好きだからという理由で理系を選択した社員でも、サイエンスに関わる仕事を楽しんでいるということを伝えたくて今回のイベントを企画しました。理系進路はハードルが高いように思われることが多いですが、ご参加いただいた皆さんの理系選択のハードルが少しでも下がれば嬉しいです。」

※1 カスタマーテクニカルセンターとは
3Мの製品ではなく、製品開発の基盤となる「技術」を展示し、デモンストレーションなどによりその技術を体験することのできるソリューションセンターです。3Mはお客様の課題を解決するアイデアを、お客様と当社のエンジニアがともに考え導いていくことを目指しています。同センターは一般公開をしておらず、3Мのお客様のみにご案内している施設です。2020年からはバーチャルツアーも開始しています。

 

 

【リコチャレについて】

女子中高生・女子学生が、理工系分野に興味・関心を持ち、将来の自分をしっかりイメージして進路選択(チャレンジ)することを応援するため、 内閣府男女共同参画局が中心となって行っている取り組みです。詳細は内閣府のHP https://www.gender.go.jp/c-challenge/ をご覧ください。

【 3Mについて】

3M(本社:米国ミネソタ州)は、サイエンス(科学)が明るい未来を創造すると信じています。人びと、アイデア、サイエンスの力を解き放つことによりさらなる可能性を模索し、世界中の社員がお客様、地域社会、そして地球の課題を解決するために取り組んでいます。人びとの暮らしを豊かにし、「これから」を創り出すための3Mの活動はwww.3M.comまたはTwitterの@3M@3MNewsをご覧ください。3Mジャパングループについてはwww.3mcompany.jpをご覧ください。

3Mは3M社の商標です。

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