3M、チャンス・フォー・チルドレンと協働で中学生向け技術体験バーチャルツアーを実施  ~家庭の経済格差による教育格差の解消を目指す活動に賛同し、学びの場を提供~

スリーエム ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:宮崎 裕子)は8月9日(火)、中学生31人を対象に、3Mの技術を体験できるカスタマーテクニカルセンター※1のバーチャルツアーを実施しました。これは、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(所在地:東京都墨田区、代表者:今井 悠介・奥野 慧、以下CFC)と協働し、子どもたちに科学に触れる機会を提供するために行ったものです。

3M社(本社:米国ミネソタ州、取締役会長兼最高経営責任者:マイク・ローマン)が運営する基金である3M ファウンデーションがCFCに3,000米ドル(約40万円)を寄付し、バーチャルツアーの中で使われる実験キットの購入などに充てられ、オンラインで参加した子どもたちは楽しそうに実験に取り組んでいました。

バーチャルツアーの他にも、代表取締役社長 宮崎裕子からの挨拶と、3Mの技術者として最高の名誉にあたる社内表彰「カールトン・ソサエティ・アワード2」を昨年受賞した、豊岡和彦による講演も実施しました。

3Mは、「次世代の教育」は将来の持続可能な社会にとって欠かせないものであると考えています。3M ファウンデーションは昨年にも、CFCに50,000米ドル(約550万円3)を寄付し、家庭の経済格差による子どもの教育格差を解消して貧困の世代間連鎖の断絶を目指す活動に充てられました。

※1 カスタマーテクニカルセンターとは
3Мの製品ではなく、製品開発の基盤となる「技術」を展示し、デモンストレーションなどによりその技術を体験することのできるソリューションセンターです。3Mはお客様の課題を解決するアイデアを、お客様と当社のエンジニアがともに考え導いていくことを目指しています。同センターは一般公開をしておらず、3Мのお客様のみにご案内している施設です。2020年からはバーチャルツアーも開始しています。

※2 カールトン・ソサエティ・アワードとは
3M社の研究開発の基礎を築いた第5代社長リチャード・カールトンの名を取って制定された3M社内の賞です。単独の製品を開発したことにより授与されるのではなく、「新しい技術の開発」「ビジネスへの多大なインパクト」「3Mの評価の向上」「誠実な人間性」「次世代の科学者の触発と育成」といった項目を全て達成して初めて授与される大変名誉ある賞です。

豊岡の受賞は、日本からは35年ぶりで歴代二人目の授与者となります。

※3 2021年の寄付当時の円換算額

【チャンス・フォー・チルドレンについて】

CFCは経済的困難を抱える子どもたちに対して、1人あたり年間15~30万円相当の「スタディクーポン」を提供しています。このクーポンは用途が塾や習い事などの教育活動に限定されているため、教育機会を確実に提供できることが活動の特徴です。CFCは大学生ボランティアが電話やオンラインでの面談を通して学習や進路の相談に乗る「ブラザー・シスター制度」を導入してクーポンの有効利用を促進しており、これまで5,300名以上の子どもたちにクーポンを提供してきました。

【 3Mについて】

3M(本社:米国ミネソタ州)は、サイエンス(科学)が明るい未来を創造すると信じています。人びと、アイデア、サイエンスの力を解き放つことによりさらなる可能性を模索し、世界中の社員がお客様、地域社会、そして地球の課題を解決するために取り組んでいます。人びとの暮らしを豊かにし、「これから」を創り出すための3Mの活動はwww.3M.comまたはTwitterの@3M@3MNewsをご覧ください。3Mジャパングループについてはwww.3mcompany.jpをご覧ください。

3Mは3M社の商標です。

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