スリーエム ジャパン プロダクツ株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:宮崎 裕子)は10月1日(土)、小学生向けの科学実験講座「3M 子ども科学実験館」を山形事業所で開催しました。
この科学実験講座は、サイエンスカンパニーである3Mの社員が、「1人でも多くの子供たちに科学の楽しさや不思議さを知ってもらいたい」という思いのもと集い、毎年異なるテーマを設定し、実験の考案からイベントの運営まで行っています。1993年から実施しており、3MのSTEM教育支援を代表する活動のひとつです。
新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催が続きましたが、今年は3年ぶりに対面で開催され、小学4年生から6年生の22名が参加しました。
これまでに本プログラムに参加した子どもはのべ6,900名以上、参加した社員は4,000名を超えます。
今回のプログラムでは以下 3つのテーマで実験や講義を行いました。
- 反射の科学:道路交通標識の拡大顕微鏡での観察などを通じて反射材が光る原理を学ぶ
- 低温の科学:液体窒素でバナナや風船などを冷やす実験を通じて温度と分子の関係を学ぶ
- 固める科学:紫外線硬化樹脂を使ったストラップの作成や、クエン酸水溶液とラテックスで
スーパーボールを作成する実験を通じ、ものが固まる原理を学ぶ
実験スタッフリーダーを務めた、スリーエム ジャパン プロダクツ株式会社 グラフィックス/自動車デザイン製品製造部の岡田 奈津美は「新しい生活様式が浸透してきた中で、3年ぶりに対面で科学実験館を開催することができました。感染対策のため、開催規模は例年よりもコンパクトになりましたが、普段なかなか使う機会のない液体窒素を用いた実験などもでき、子どもたちが笑顔で楽しみながら学んでいる様子が印象的でした。コロナ禍でイベントが減っている中、子どもたちに科学の楽しさや不思議さを知ってもらえるよい機会になるとともに、関わった3M社員も元気をもらいました」とコメントしています。
【3M子ども科学実験館について】
米国のミネソタ州に本社を置くサイエンスカンパニーである3M社は、1985年より社員ボランティアやOBが地域の小学校を訪問し、科学実験講座を行う「3M ビジティング ウィザード※1」を実施しています。全米各地で実施し、これまで延べ約50万人の子どもたちが参加してきました。3Mジャパングループでは、1993年に「3M ビジティング ウィザード」をスタートさせました。また1996年からは本社で「3M 夏休み子ども科学実験館」を開始し、これまで旧本社(世田谷区)の他、現在の本社(品川区)の近隣の小学校、国内の主要研究開発拠点である相模原事業所、スリーエム ジャパン プロダクツの山形事業所、岩手事業所で開催してきました。
※1 ウィザード(Wizard)とは魔法使いという意味で、本プログラムのキャラクターにもなっています。
【 3Mについて】
3M(本社:米国ミネソタ州)は、サイエンス(科学)が明るい未来を創造すると信じています。人びと、アイデア、サイエンスの力を解き放つことによりさらなる可能性を模索し、世界中の社員がお客様、地域社会、そして地球の課題を解決するために取り組んでいます。人びとの暮らしを豊かにし、「これから」を創り出すための3Mの活動はwww.3M.comまたはTwitterの@3M、@3MNewsをご覧ください。3Mジャパングループについてはwww.3mcompany.jpをご覧ください。
3Mは3M社の商標です。
プレスリリースに掲載している内容は発表時点の情報です。
最新の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
本リリースに使用している画像のダウンロード方法
画像をクリックすると、ダウンロードができるページに移動します。