スリーエム ジャパン株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:宮崎 裕子)は、国立研究開発法人科学技術振興機構(略称:JST、理事長:橋本 和仁)が主催する「サイエンスアゴラ2022」において、JSTと日本科学オリンピック委員会(運営委員長:北原 和夫)が共同開催した国際科学オリンピック オンライントークショー(以下、「本プログラム」)に特別協賛しました。10月22日(土)に行われた本プログラムでは、同社代表取締役社長の宮崎裕子が科学に関心を寄せる学生たちに向けて応援メッセージを送りました。
JSTは、国際科学オリンピックの認知度の向上と参加者のさらなる増加に加え、2023年7月に日本で開催される「国際数学オリンピック」および「国際物理オリンピック」への興味関心の喚起を目的として、科学オリンピックをテーマとしたさまざまなプログラムを開催しています。本プログラムは、あらゆる人に開かれた科学と社会をつなぐ広場となることをコンセプトに掲げ、2006年より毎年開催されている「サイエンスアゴラ」の2022年のプログラムの一環として実施されました。
「科学は国境もジェンダーも越えて未来を創る」と題する本プログラムでは、原山 優子氏(東北大学名誉教授、元理化学研究所ダイバーシティ推進室理事)による基調講演のほか、数学オリンピック、物理オリンピックのメダリストたちと一般高校生による対談をオンラインで配信しました。
本プログラムの冒頭では、スリーエム ジャパン代表取締役社長の宮崎が、「イノベーションを生むためのサイエンスは『ジェンダーレス』であり『ボーダーレス』であることが重要である」と参加学生たちに向けてメッセージを送りました。
- 日本科学オリンピック委員会 運営委員長 北原 和夫氏のコメント
「産業基盤材料や家庭用品を開発しつつ、イノベーション人材の育成に尽力しておられるスリーエム ジャパンが、伸びようとする子どもたちの能力開発と国内外のネットワーク創出を目指す『科学オリンピック事業』に共鳴し、このトークショープログラムを支援してくださることになりました。心より感謝申し上げます」
- スリーエム ジャパン株式会社 代表取締役社長 宮崎 裕子のコメント
「3Mでは、さまざまな考え方を持つ人が力を出し合うことで、一人では生み出せない“ひらめき”が生まれると考えています。今回のプログラムを通して、より多くの方に科学における多様性の大切さを感じてもらえれば嬉しく思います。3Mは今後も、STEM分野における多様性の促進を支援するための活動を続けてまいります」
スリーエム ジャパングループではこれまでにも、以下のような次世代教育関連の活動を行ってきました。
■次世代教育への支援
2021年12月、3M社が運営する基金である3Mファウンデーションは、次世代を担う子供たちの教育を支援するため、3MGivesというプログラムを通じて公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンや認定NPO法人キッズドアへの寄付を行いました。また、2022年8月、3Mの技術を体験できるカスタマーテクニカルセンターのバーチャルツアーを中学生向けに実施し、子どもたちに科学に触れる機会を提供しています。
■サイエンス アット ホーム
より多くの子どもたちに身近にあるサイエンスに触れ、科学の魅力を探究してもらうためにサイエンスの仕組みをわかりやすく紹介するオンライン動画コンテンツ「サイエンス アット ホーム(Science at Home)」の日本語オリジナル版を2020年から制作、公開しています。
■3Mウィザードプログラム
スリーエム ジャパンの製造拠点やオフィス近隣の小学生を招いて、子供たちに科学の楽しさを体験してもらう「3M夏休み子ども科学実験館」を1996年から運営しています。毎年異なるテーマを設定し、実験の考案から実施までを社員が自主的に行っています。これまでに本プログラムに参加した子供は6,900名以上、参加した社員は4,000名以上に上っています。
3Mは、次世代の科学教育は将来の持続可能な社会にとって欠かせないものであると考えており、今後もより豊かな社会づくりに貢献するために、科学の啓発、教育活動や支援活動を継続的に行ってまいります。
【 3Mについて】
3M(本社:米国ミネソタ州)は、サイエンス(科学)が明るい未来を創造すると信じています。人びと、アイデア、サイエンスの力を解き放つことによりさらなる可能性を模索し、世界中の社員がお客様、地域社会、そして地球の課題を解決するために取り組んでいます。人びとの暮らしを豊かにし、「これから」を創り出すための3Mの活動はwww.3M.comまたはTwitterの@3M、@3MNewsをご覧ください。3Mジャパングループについてはwww.3mcompany.jpをご覧ください。
3Mは3M社の商標です。
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