山形県東根市教育委員会と連携し「わくわく科学実験教室 ひがしね 3M Wizard」を開催
小学生に光と空気の科学をレクチャー

スリーエム ジャパン プロダクツ株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:伊藤 誠)は、8月2日(土)に山形事業所(所在地:山形県東根市)と東根市教育委員会STEAMアカデミーのコラボレーションにより、小学生向けの科学実験講座「わくわく科学実験教室 ひがしね 3M Wizard」をさくらんぼタントクルセンターで開催しました。

東根市教育委員会STEAMアカデミーが主催した本イベントでは、長年地域の子どもたちに「Wizard(ウィザード)プログラム」でSTEM教育支援活動を行ってきた3Mの有志がボランティアで授業を行いました。

市内の小学1年生から6年生の38名が参加し、参加者からは「光の科学で3D画像を映す装置を作るのが楽しかった。自宅でも家族に説明しながら映してみたい」、「今日の実験をヒントに自由研究をしたい」といった感想が寄せられました。

▼プログラム内容

  • 光の科学 :偏光万華鏡や3Dホログラムを通じて光の不思議な見え方の違いを理解し、光をより身近に体験。
  • 空気の科学:空気砲やホバークラフト、ストローロケットの遊びを通じて、日頃感じることのない空気の力を体験。

 

◆東根市教育委員会 学校教育主幹 小山 香様のコメント

「毎年、参加募集の案内を配布するとすぐに申し込みがある企画になっています。社会で活きる力としてSTEAM教育の視点を取り入れ、子供の興味関心に基づき、主体的に取り組める事業を大事にしています。3Mのように科学を製品に活かしている地域の企業とともに学ぶ機会を子供たちが得ることで、生活の中にどのくらい科学が生かされているのかを実感するとともに、科学に対する興味関心を高めることに大きく貢献していただいていると感じています」

 

◆スリーエム ジャパン プロダクツ株式会社 山形事業所長 後藤 聡のコメント

「東根市教育委員会との連携により、地域の児童に科学の魅力を伝える機会を得られたことを、心よりうれしく存じます。3Mは、科学の力で社会に貢献する企業として、そして地元企業として、次代を担う地域の子どもたちへの教育支援を重要な使命と位置づけております。科学を通じて、子どもたち一人ひとりの可能性を広げる一助となれれば、これに勝る喜びはありません」

 

◆実験スタッフのリーダーを務めた、スリーエム  ジャパン プロダクツ株式会社 DMS製造部 製品技術グループ 鈴木恒次のコメント

「3Mはサイエンスカンパニーとして、その知識や技術を子どもたちに伝える活動を続けています。今年は「体験を通じてサイエンスをより身近に」をサブテーマに、「光」の実験は偏光万華鏡、3Dホログラムを、「空気」の実験は空気砲、ストローロケット、ホバークラフトを用いて、科学を体験的に学ぶ機会を東根市と連携して提供しました。3Mのボランティアメンバーと一緒に実験し、楽しむことで、地元の東根市にあるスリーエム ジャパンプロダクツ株式会社をより身近に感じてくれたと感じます。また、子どもたちがよりサイエンスを身近に感じ、今後様々なことに興味を持つきっかけになればとても嬉しく存じます」

 

【Wizard(ウィザード)プログラムとは】

サイエンスカンパニーである3Mの社員が「1人でも多くの子供たちに科学の楽しさや不思議さを知ってもらいたい」という想いのもとに集い、毎年異なるテーマを設定し、実験の考案からイベントの運営まで行っています。3Mジャパングループでは1993年から実施しており、3MのSTEM教育支援を代表する活動のひとつです。これまでに「3M子ども科学実験館」と題し、旧本社(世田谷区)、現在の本社(品川区)の近隣の小学校、国内の主要研究開発拠点である相模原事業所、スリーエム ジャパン プロダクツの山形事業所、岩手事業所で開催してきました。本プログラムに参加した子どもはのべ6,900名以上、参加した社員は4,000名を超えます。ウィザード(Wizard)とは魔法使いという意味です。

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